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・演劇
劇団 芸優座(げきだん・げいゆうざ)

劇団芸優座は「青少年にだからこそ最高の演劇を見せたい」という理念のもと、1972年新宿四谷にて創立されて以来、全国のホール、会館をはじめとする公文協の自主事業、文化庁の助成公演、教育委員会、小・中・高等学校の芸術鑑賞教室等での公演を、「演劇はまず面白く、確かなテーマで観客と共に創造する」をモットーに精力的に活動を続けてます。

「ベニスの商人」

16世紀の昔から人々を魅了し続けている、劇作家であり、詩人であるシェイクスピアのもっともポピュラーな喜劇の大傑作。
ルネッサンス時代に生きた青年たちの愛と友情の謳歌。
その青年たちに、ユダヤ人の高利貸しシャイロックを対置させ、彼の冷酷、無慈悲を否定し、非人間性に青年たちが打ち勝つバイタリティーを、あくまでも明るく、爆笑の中に主張しています。

「The Last Leaf ~O.ヘンリー物語~」

アメリカを代表する小説家、「短編の名手」と呼ばれたO.ヘンリー。
普通の人々の何気ない暮らしに向けられた彼の温かい目が、ありふれた日常の中にこそある幸せと希望を見いだします。
誰もが知っている「最後の一葉」「賢者の贈り物」の他、厳選された2作品をオムニバスでお届けする「The Last Leaf ~O.ヘンリー物語~」
見事なまでの『どんでん返し』の数々も見所のひとつです。

「昇らぬ朝日のあるものを ~幻のオリンピアン~」

かつて東京には幻と消えたオリンピックがあった・・・
そのオリンピックを目指すことで人生を取り戻そうとした人々の、夢と挫折を追いながら、突きつけられる「戦争と平和」。それはまた、オリンピックとは何かを考えることでもありました。
物語と並行して上映される映像により、当時の歴史的事実も知ることができます。 若い人たちには、クーベルタン男爵の「人生にとって大切なのは、成功することより努力すること」という言葉が新鮮に響くかもしれません。そんな彼らにこそ、この作品をきっかけに、2020東京の精神的レガシーについても考えてみて頂けたら、と願っています。


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