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・修学旅行事前学習<長崎
TOMORROW/明日
p1-31

人間は、父や母のように、
霧のごとくに消されてしまってよいのだろうか。

1945年8月9日、広島に続き長崎にも原爆が投下されました。映画は原爆投下の前日の長崎を舞台に、原爆が投下されることを知らずに懸命に生きた人々の姿を描いたドラマです。井上光晴の小説をもとに、「美しい夏キリシマ」の黒木和雄監督が映画化。1945年8月8日、長崎。その日結婚式を挙げる一組の夫婦。出産間近の妊婦。赤紙が届いたことで引き裂かれようとしていた恋人たち。それぞれに明日を夢見て一生懸命に生きていた……。

監督:黒木和雄
主な出演:桃井かおり、南果歩、仙道敦子、田中邦衛、原田芳雄
1988年公開/105分/日本



この子を残して
p1-32

この空の青さが、ボクは恐いんだ!

昭和二十年八月七日、長崎医大放射線科の医師、永井隆は日増しに激しさを増す空襲に、十歳の息子・誠一と五歳の娘・茅乃を、妻・緑の母・ツモの居る木場に疎開させました。その夜、緑は診察のため長い放射線をあび、自ら命を縮めようとしている隆に休息するよう懇願するが、彼は患者が増えているからと聞き入れません。八月九日、午前十一時二分。川で泳いでいた誠一は、浦上の方で空がピカッと光るのを見ました。そして突風が津波のように押しよせてきて・・・

監督:木下 恵介
主な出演:加藤 剛、十朱 幸代、大竹 しのぶ
1983年公開/128分/日本

爆心 長崎の空
p1-33

あしたが続くと信じてる。

長崎原爆資料館館長も務め、「聖水」で芥川賞を受賞した青来有一の連作短編集「爆心」を、『誰がために』『火垂るの墓』の日向寺太郎監督が映画化。キリスト教と深い関係がある被爆地・長崎を舞台に、母を亡くした少女と娘を亡くした母親が巡り合い、悲しみを共有しながら希望を見いだす姿を描いています。導かれるように心を通わせていく2人の女性には、北乃きいと稲森いずみ。そのほか『すべては海になる』などの柳楽優弥、ベテラン石橋蓮司ら多彩な顔ぶれがそろっています。

監督:日向寺太郎
主な出演:北乃きい、稲森いずみ、柳楽優弥、佐野史郎、宮下順子、池脇千鶴、石橋蓮司
2013年公開/98分/日本

夏の祈り
p1-23

語り継ぐこと、祈ること…
ナガサキ、魂をゆさぶる真実の映像詩

1945年8月9日午前11時2分、長崎への原爆投下。崩壊した浦上天主堂や純心女子学園など、多くの尊い命が犠牲となった。
時を超え、2012年夏、今を生きる被爆者の記憶と日々の営みのなかに、人間が創り出した核兵器の恐怖と不条理、その犠牲となった人々の苦悩と哀しみが静謐な映像のうちに浮かび上がる。
映画の主舞台である「恵の丘長崎原爆ホーム」は、被爆高齢者のための世界最大規模の特別養護老人ホーム。入居者たちは年に数度、ホームを訪ねて来る小中高生のために「あの夏の日に遭遇した自らの被爆体験」を劇にして上演する。
これまでホーム内での長期間の撮影が許可されたことはない。それが今回、許可された背景には、被爆から60年以上が経過し、入居者も高齢となり、被爆体験を語り継ぐ人も年々亡くなるなか、「今のうちに被爆者の真の姿、声、思いを遺しておきたい」という、祈りともいえる切実なる思いがある。本作は被爆地長崎を舞台に過去と現在が交錯する新たな時代を予見する映像叙事詩(ドキュメンタリー)です。

監督・撮影:坂口香津美
ナレーション:寺島しのぶ
2012年全国ロードショー作品/日本/95分

NAGASAKI・1945 ~アンゼラスの鐘~
p1-35

生き残ったものまでもジリジリと殺す。
これは…死の同心円だ!

実在の医師を主人公に据えた、核廃絶のメッセージをこめた作品として製作された長編アニメーション。長崎上空に新型爆弾が投下され、浦上天主堂は無惨に破壊。美しい鐘を響かせていたアンゼラスの鐘は吹き飛ばされ、瓦礫の中に埋もれてしまいます。幸いにも生き残った医師・秋月と浦上第一病院の人々は互いに助け合い、焼け焦げた病院跡で医療救護活動に立ち上がります。2007年には国連でも上映されました。

監督:有原 誠治
ナレーション:小林 桂樹
2005年公開/80分/日本




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