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どうすりゃいいの？ この一大事。
立川志の輔の新作落語を原作に、『フラガール』のシネカノンが完全映画化した笑いと涙の音楽喜劇。大晦日のママさんコーラスをダブルブッキングしてしまった地方都市の文化会館の騒動をユーモラスに描く。文化会館の主任に小林薫、その主任に振り回される部下に伊藤淳史、みんなと歌うことを諦めない凛とした主婦コーラスのリーダー役を、本作が６年ぶりのスクリーン復帰となる安田成美が好演。
監督：松岡錠司
出演：小林薫、安田成美、伊藤淳史、由紀さおり 他
2008年全国ロードショー作品／日本／112分
先生、私は今も元気です！！
95歳にして今なお現役の新藤兼人監督が、自らの人生に多大な影響を与えた小学校時代の恩師をモデルに、ユーモアを交えながら、教育の原点とは何かをさりげなく伝えるヒューマンドラマ。また、自らの波乱万丈な恋愛体験をモチーフに展開する、若かりし新藤と同級生の女性との切なく狂おしいラブストーリーも織り交ぜ、故郷、広島・石内村を中心に一大ロケーションを敢行した作品。
監督： 新藤兼人
出演：柄本明、豊川悦司、大竹しのぶ
2008年全国ロードショー作品／日本／118分
誰にも大事な家族がいる。
誰にも帰る故郷がある。
広告代理店の派遣ＯＬ生活にピリオドを打ち、東京での挙式準備中のみゆきは、交通事故で身動きがとれない婚約者の母のため、単身、震災の爪痕が残る能登を訪れる。姑・松子と、近所に住むフジばあさんがお茶をすすっている古い大きな家で、飛び跳ねる魚をさばき、ヤギに餌をやる。松子はねぎらいの言葉もなく、ギブスで動けないはずの片足でこれ見よがしにテキパキ働く。松子の厳しい態度や初めての田舎暮らしに戸惑うみゆきの情けなさは、すぐさま近所中の知るところとなり、立つ瀬のないみゆき。初めての土地、初めての嫁姑関係にギブアップして、東京に逃げ帰ろうとするみゆきを、フジばあさんは「みーんな、仲いいがいい。」と諭すのだった。
監督：白羽弥仁
出演：田中美里、泉ピン子、内海佳子、甲本雅裕 他
2008年全国ロードショー作品／日本／114分
僕ずっとオリヲン座を守るさかい、
ここでいつまでも、一緒に
映画 [ シャシン ] かけてもらえますか。
昭和３０年代、京都の映画館“オリヲン座”を舞台に、亡き夫の遺志を受け継ぎ映画館を守り続けた妻・トヨ（宮沢りえ）と、彼女を支え続けた映写技師の青年・留吉（加瀬亮）が紡ぐ、移りゆく時代の中で小さな映画館を守り続けた男女の切ない愛を描いたノスタルジック・ムービー。
監督：三枝健起
出演：宮沢りえ、加瀬亮、原田芳雄 他
2007年全国ロードショー作品／日本／116分
生きぬくんだ、どんなことがあっても
青春映画の金字塔『パッチギ！』が、圧倒的なスケールでパワーアップして帰ってきた。舞台を68年の京都から74年の東京へ移し、主人公の兄妹アンソンとキョンジャの父親が若かった頃のエピソードも交え、3代にわたって受け継がれてゆく“命”のドラマを描く。
監督：井筒和幸
出演：井坂俊哉、西島秀俊、中村ゆり、藤井隆 他
2007年全国ロードショー作品／日本／127分
いつか必ずいいことがありますから…。
岩手県の小さな町にある「小繋（こつなぎ）駅」。その待合室には、旅人や、町の人の、旅の思い出や、人生の悩みなどが自然と綴られる様になった「命のノート」がある。1000件以上のそれらのメッセージに、ただ一人返事を書き続ける女性の物語。
監督・板倉真琴
出演：富司純子 寺島しのぶ 他
2006年全国ロードショー作品／日本／107分
うちは、インタァナソナル・ファミリィ・ホテル！
宿泊料は沖縄料理つきで3000円。部屋はたったのひとつ。そんなホテル・ハイビスカスを営んでいるインタァナ「ソ」ナルな人々の、心温まるひと夏の出会いと冒険のドラマ。
監督・中江裕司
出演：蔵下穂波、照屋政雄、平良とみ 他
2002年全国ロードショー作品／日本／92分
私があなた に惚れたのは、
ちょうど十九の春でした。
奈々子25歳。都会の喧騒に疲れて久しぶりに里帰りした沖縄。祖父母が暮らすのんびりとしたこの島に、ナゾの男たちが上陸する。どうやらその一人は、ナビィおばぁと関係があるらしい。60年に渡る大河ドラマの様なおばぁの大恋愛を軸に、ちょっとした旋風が吹き起こり、恋の螺旋が渦巻いて・・・。
監督・中江裕司
出演：西田尚美、村上淳、平良とみ 他
1999年全国ロードショー作品／日本／92分
